2009-11

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転職のお話 By神谷町十二

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かつての社会の仕組みであれば
企業にいったん入社すると
そこに一生骨を埋めなければならないという時代があった。
以前に比べると、転職はスタンダードになりつつある。
むろんマスコミ間の転職もしかりである。

企業にとって人材を育てるということは
手間とお金がかかることを意味する。
それが企業にとっての財産だからやむをえない。
だとすれば、成熟しきった人材を外から引っ張ってくる
という考えが主流になってきてもおかしくない。

「ハケンの品格」ではないが
企業にとっては、より経済的に有利な状況で
労働力を確保したい本音がある。
スペシャリストを中途採用、ゼネラリストを新卒採用と
より極端に今後もシフトしていくだろう。

では現在、
テレビ局ではどのような人材が求められているのだろう。

ひとつは「ライツビジネス」。
そして「コンテンツ制作」。

ライツビジネスに関しては
ここ20〜30年の間で急速に定着化してきた。
どんなコンテンツであろうと
そこには必ずライツという名の使用料が発生するのだ。

たとえば、フィギュアスケート世界選手権の映像を
バラエティ番組で使いたいとする。
とすれば1秒○○○○円といったように
そこにお金が発生するのである。

さらに商品開発や携帯電話でのコンテンツなど
そのビジネスは実に多岐にわたる。
それらに関するビジネスの専門家がいま求められている。

もうひとつはコンテンツ制作。
今後媒体はテレビだけではなくなる。
そうなったときにより魅力的な番組を作れるかどうか。
質も量も向上させるためには
優秀な人材はどんな時代でも絶対必要なのだ。

少し話はそれたが
自分はスペシャリストになりたいのか
それともゼネラリストになりたいのか。
考えてみる必要があるのかも知れない。






求められることに応えるのも必要だが、
最後は、
自分の信じる道を突き進む方が、
賢いのかもしれない・・・
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決死の熊本  by六本木十衛兵

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先週、仕事で一番遠くに行ったのは「静岡」という話をしましたが、
実は熊本にも一度行っておりました。
何故忘れていたのか?

それは潜在的に「無かったこと」にしたいロケだったからかもしれません。

このロケについて書き出すとまず間違いなく
1回分では納まらず2回以上に渡った長編になりそうなんですが、
そんなにこの話を引っ張りたくないというか思い出したくないので
何とか1回で収まるように努力しようと思います。

テレビの仕事を始めてから「死にそう」と思ったことは何度もあります。
何日も徹夜したり、なかなか休みが取れない時などよく感じるものです。
しかしそれは肉体的には疲れていても精神的にはまだまだ元気な状態であり、
言ってみりゃ全然問題のない状態なのです。

ホントにヤバイ状態とは心から「死にたい」と思う時。
肉体的にはもちろん疲れているんですがそれに加え、
精神的にも破壊されてしまっている状態。
こちらは会社に入って4、5回くらいしか経験していないのですが、
その中にこの熊本ロケがバッチリランキングされているのです。

熊本まで飛行機で行ったのですがその飛行機の中で何度「落ちろ」と思ったことか。

もう実際にロケが始まる前の移動の時点で「死にたい」と思っていまし
た。
なぜそこまで思いつめていたのかというと、
諸々の事情でロケ当日だというのにそのロケの内容がほぼ何も決まっておらず、
さらに武闘派プロデューサーにそのことが微妙に内緒になっていて、
かつそのプロデューサーがロケにやってきてしまうという事態。
スカスカのロケ内容がばれたらボコボコされるのは必至・・・
このすぐにでも消えてしまいたくなる感覚、わかりますか?

例えば小学校の時などに、大事な宿題を忘れてきて
「何とかバレない方法は無いかな?」

なんて思っていたら、何故かピンポイントで先生に
「宿題部分のノートを見せてみろ!」
とみんなの前で言われ、
これまた何故か「いいですよ」と答えてしまって、
ありもしない宿題の書かれたページを先生の前で必死に探している感覚?

ちょっとわかりにくかったかも知れませんでしたが、
この後確実に大目玉を食らうということがわかっていて、
けどもう今さら何もできない状態。まさにその状態のまま、
僕は熊本の地に降り立ったのです。

結局熊本での話が何もないまま、
今回は終了です。ということで続きは次回。

やっぱり持ち越しちゃいました・・・すみません。


こういうのテレビでも、よくありますよね?
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最近・・・。 Byお台場八助

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フジテレビの一般職の採用試験が先日行われていた。
懐かしいと思いながらも、ちょっと我に返った。
テレビのことを右も左もわからなかったときのことを思い出した。

今、当たり前のように会って取材をしているプロ野球選手、
スポーツ選手、解説者、実況者、
スタジオに来てトークをしている政治家、
打ち合わせで話しているタレントやマネージャー、
当たり前のように見ているテレビカメラ、
会社にある全チャンネルが映って揃うテレビ、
テレビを支えるスポンサー企業の戦士、

これらがいつの間にか当たり前で、
必然で、自然になっていることに気づいた。

でも昔は違ったんだと。
すべてが新鮮で、でも少し怖くて、
恐れ多くて、でも興味があって。

少しずつ、会社のこと、テレビのことを知り、ここまできたけれど、
もう一度、あの採用試験に来ていた学生たちのように原点に返らなければいけないなぁ、と。

初心に戻って、今の状況を少し俯瞰で見てみようと思ったら
何か急にいい番組が作れそうになった今日この頃である。



面接官も同じ人間。
完璧を求めない、
これが面接の秘訣かもしれない。
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インフルエンザか?!By赤坂六介

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1ヵ月間の地方出張も終わりをむかえた。
平均睡眠時間1.5時間の沖縄出張は色んな事があった。

必死になって起き続ける事によって得た数々の楽しい思い出。
その代償は…かなりきつく。
39度を越える高熱。

何も考えられない状態で、モヤモヤした感じ。

それでも達成感や充実感は涙出るほど強烈で。
沖縄に移住する事を本気で考えた。

とにかく人が温かくて時間がゆっくりで、
東京のど真ん中で働いてる人間にとってあまりにも居心地が良すぎる。そんな場所だった。

いつ出張になるか分からず完全なプライベートは無いような仕事だが、
沖縄ならいつでも行きます。

沖縄なら。。。




出張を羨ましがる人もいますが、
仕事で遠出しても、結局、仕事は仕事。。。
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結婚式VTR By神谷町十二

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私事で恐縮ですが
小・中・高・浪人時代を共にした友人が先日晴れて結婚した。
我々テレビ局の現場で働く人間は必ずそれを求められる。
それは「結婚式VTR」。

今回で5本目だったVTR制作だが
17分という長いものとなった。
インタビュー1回、ロケ3回。
制作費的にはゆうに30万円を越える。
制作日数はおよそ1ヶ月。
もちろん仕事の合間を縫ってつくるので
なかなか固まった時間をつくれなかった。

しかし、である。
テレビ局で番組を制作していると、ふと気がつく事がある。
商品の最終到達者を直接自分の目で、その瞬間に見られないということだ。
例えば、接客業をしていれば
究極的には1対1で相手の反応をダイレクトに受ける。
だがこの仕事をしていると、
職場の人間はともかくとして視聴者との距離を感じざるを得ない。
その点この手の結婚VTRでは、視聴者は披露宴に来ている出席者。
楽しみ半分、かなり怖くもある。
結果的に2人が満足すればそれでいいのだが、
そうもいかないのがこの手のVTRである。

同期のアナウンサー、編集マン、音効さん(音楽を付ける人)。
すべての人の協力でできたこの作品。

当日の新郎新婦の笑顔でそれまで徹夜していた疲れは吹っ飛んだ。
「TVマンとは、友人の結婚式で、最も感謝される人になるのは間違いない」



結婚式で、再現VTRを仕事として頼むとウン十万の世界。
TVマンの友達は、ありがたい。
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